秋の空気が少しずつ深まり、散歩コースの片隅に赤く燃えるような彼岸花が咲き始めた頃。
ふと心の中に『この赤く燃えるような花とHの文字を組み合わせたらどうだろうか?』という衝動が湧き上がりました。
アルファベットの中でもHは私にとって特別な存在。
凛と立ち、どこか静けさをまといながらも、強さを感じさせる文字だから。
その姿が、秋に咲く彼岸花の佇まいとピッタリ重なったのです。
『描いてみたい』──ただその気持ちに従って、ペンを取りました。
花びらの美しい曲線とHが織りなす物語をお楽しみください。
目次
彼岸花の特徴
彼岸花(ヒガンバナ)は、秋のお彼岸の頃に鮮やかな赤い花を咲かせることからその名がついた花です。細く長い花びらが反り返る独特の形が特徴で、燃えるような情熱的な雰囲気を持っています。
田んぼのあぜ道や土手に群生する姿は日本の秋の風物詩として親しまれ、妖艶で幻想的な印象を与えてくれます。
カリグラフィーの繊細な線と組み合わせることで、彼岸花の持つ神秘的な美しさをより際立たせることができます。
Hと彼岸花が出会った瞬間

鮮やかな赤が特徴の彼岸花と、動きが大きいHの文字。ダイナミックな印象になりました。書体は、華やかさが特徴のカッパープレート体です。
Hの曲線と花びらのリズム

Hは左下から右上に大きく広がるダイナミックな文字なので、上下のバランスを考えて彼岸花を配置してみました。
このHと彼岸花を描く際、風に舞うようなイメージが来たのでそれを採用。
花びらと金色の立体的な粒を加えて、絵全体に躍動感が出るようにしてみました。
彼岸花を描いてみて感じたこと
普段の制作では細部までしっかり描き込んだ下絵を使うのですが、このアートは手書きのラフ感がいいなと思い、完全手癖でラフに描いてみました。きちっとしていない、手癖特有の線が逆に味があって良かったです。
でも色味部分は普段の画風のままに、微妙にニュアンスの違う赤を複数重ねています。(ここは描き込んだ!)
軽やかに、でもしっかりと。今までにないバランスで描けた作品でした。
静けさと情熱、そして解放。アートから感じたメッセージ
ふと思い付き、完成した作品に意識を合わせて問いかけてみた際こんなメッセージが入ってきました。
彼岸花を見た時に感じた、凛とした姿とそこに見え隠れする強く静かな熱。それは”揺るがない自分の芯”に似ている気がします。
このメッセージを受け取った時、実はちょっと耳が痛かったです。
自分に言われてるみたいで。というか私に向けてかな?笑
(こんなにスラスラとメッセージが入ってくるとは思っていなかったので、正直驚いた!)

私はめちゃくちゃ宇宙とコンタクトが取れるとかではないけれど、直感や感覚は鋭い方だと思います。メッセージ受け取るのって楽しい!
今後も続けてみようかな(^^)
Hから始まる、アルファベットの旅
今回カリグラフィー×花アート作品集Vol.1として初めて描いた『Hと彼岸花』。
あなたはこの絵を見て、どう感じましたか?
今後も他の文字や花でシリーズ化して描いていく予定です。
いつかあなたの好きな文字×花が登場するかもしれませんね!(^^)♡
それでは今回はここまで。またね(^^)/♪
『自分軸をハートに据えて、真の己を解放せよ』
『檻から出て、もういい加減自分自身を生きなさい。それは本当に心躍ることなのですから!』