丸みのあるBの文字は、包容力・温かさ・優しい拡がり のエネルギーをもつ字。
そこにポインセチアの赤を添えることで、その温もりの奥にある “祝福の炎” が浮かび上がる作品になりました。
ポインセチアは「祝福」「喜び」「新しい光」の象徴。
Bの曲線に寄り添うように咲かせることで、内側の情熱がふっと灯る瞬間 を描いています。
華やかだけれど優しく、静かな強さを秘めたアートに仕上がっています。
カリグラフィー×花アートとは?
カリグラフィー×花アートとは、花と文字が響き合う、心に優しく寄り添うアートです。
アルファベット1文字と植物を組み合わせ、花言葉や形の印象を“線と色”で表現するシリーズ。
見る人の心を癒すような、静かな美の世界を描いています。
ポインセチアの花言葉とエネルギー
ポインセチアの花言葉は「祝福」「幸運」「清純」。
クリスマスの花として知られ、家族や大切な人への愛を象徴する植物です。
赤い花は情熱と希望を、白やピンクは穏やかさと調和を表しています。
今回の作品では、その明るいエネルギーを文字の曲線に重ね、“光の中で咲く祝福の花”をテーマに描きました。
アルファベット「B」に込めた印象
Bはやわらかな曲線と包み込むような形が特徴の文字です。
まるで人の心を抱きしめるような温かさを感じさせます。
この文字には“優しさ”や“調和”、“心のつながり”を象徴するエネルギーがあり、
ポインセチアの花言葉「絆」や「祝福」と響き合います。
作品全体に、穏やかな幸福感を漂わせる文字だと思い、選んでみました。
制作時のこだわりと筆づかい

ポインセチアの花言葉「祝福」「幸運」「清純」と、柔らかな曲線のBで表現。
冬に映える、優しい温もりのカリグラフィーアートです。
Bのカーブ部分をなめらかに仕上げるため、ニブの角度と圧を細やかに調整しながら描き上げました。
ポインセチアの花びらは、水彩の重ね塗りでグラデーションを出し、重厚感のあるこっくりとした深紅を表現しました。

二つの美しさが重なり合うように冬の祝福を描いています。
金の立体的なラインを書き加えることで、冬のきらめきを感じる“祝福の雰囲気”を加えています。
アートからのメッセージ
今回は長文でした。
『存在しているということは、赦されているということ』は、多分”善悪のジャッジ”のことだと思います。”どんな物事にも善や悪というのはない”んですよね、本当は。ただそこにその人自身の思想や世間の常識・観念という名のジャッジがあるだけ。
善も悪も(光も闇も)この宇宙を織りなすいわば音階のようなもので、音階がたくさんあるから深みのある音を奏でることが出来ます。ということは、無くせないのです。
なくせるものではないのだから、世の中の闇に注力するよりも、自身の本懐を遂げることに集中していたいなって、個人的には思います。だって、そのためにここにいるのだから。
個を体験している時点で完全な源視点にはなり得ないけど、私はこの源の視点になったつもりでこの世界に想いを馳せる時、どこまでも深く広がる愛のような、なんとも言えない心地良い感覚になります。
”高い密度視点になると、問題が問題じゃなくなる”という言葉をよく聞きますが、よくわからなかったんです、最近までは。でもたぶん『認識できる範囲が広がるから』なのかも、と思うようになりました。
例えば、高く見渡せる場所に立つことではじめて『あのイベントはこの気付きの為に起こってたのか!』と理解することができます。要は山登りみたいなもの。
視点が高くなればなるほどジャッジがなくなるのは、物事を一側面ではなく多面的に捉えられるようになるからじゃないのか?と私的に腑に落ちました。
この気付きをくれたのは、実はゲーム(の実況動画を見ていた時。笑)
周回プレイを重ねることで、最初はわからなかった主人公や周りの登場人物の内情が種明かしされていく仕様なのですが、最初あんなに毛嫌いしていた人物にも、『嫌い』という感情が全く湧かなくなっていることに、とっても驚いて。最後には誰も責める気になれなくなっていました。
その時『あ、今感じているコレが、高い視点(統合)の感覚なのかも』とハッッとしたんですよね!
私たちは多面的な存在です。それは宝石のファセットのようなものだと感じます。
優れたor劣ったファセット面などはなく、どのファセットもそれぞれの個性があり、だからこそ美しいと思いませんか?
多種多様なファセットの集合体で、一つの宝石(という名の宇宙=自分)が出来上がります。
だからすでに私もあなたも美しい。美しかったんだ…。
という『分離していると忘れてしまいがちな真実』を、今一度思い出させてくれたメッセージでした。
さいごに
花のもつ生命力と、文字のもつリズムがひとつになる『カリグラフィー×花アートは』、言葉では伝えきれない“想い”を視覚化するアートです。
今回の『Bとポインセチア』が織りなす、冬の祝福アート。
赤い花びらのように温かく、Bの曲線のように優しく穏やかに──。
一年の終わりに、この作品があなたの心にそっと寄り添うものになれたら嬉しいです。













豊かな多密度で宇宙は成り立っています。
その様はまるで、美しいオーケストラの旋律のようです。
存在しているということは、赦されているということ。
さぁ、あなただけの旋律をわたしに聴かせてください。
その美しさがいい。
その美しさが見たい。
あなたは知っていますか?
あなたの輝きは、ほんとうに美しいのですよ。それはもう、ため息が出るくらいに。