今回は水彩画制作にも使えると聞いた『3M』というマスキングテープについて、検証していきたいと思います!
マスキングテープに対するこんな悩みがあった…
マスキングテープは普段は画材屋でよく売られている日東のものを使っていた私。ですがこのマスキングテープについて、ちょっとした悩みがあった私。
というのも、水彩を描く際、絵の具が滲まないよう四辺をマスキングテープで留めて描き始めるのですが、留めたはずの部分に時々絵の具が滲んでいるということがあったのです。もう少し粘着力のあるテープはないものか?と探していた時に、この3Mの存在を知りました。
そして3Mを購入しに早速向かった先はビックリの『ホームセンター』。画材店以外で売ってあるのを初めて見たので驚いたんですよね〜(^^;)
(それにテープには『自動車補修用途』との記載が…。『えっ、これ本当に大丈夫なの…??』と疑いの眼差しでいっぱいの私でしたが、とりあえずものは試しです(笑))
3MマスキングテープのここがGood
実際使ってみた使用感としては、この3Mは薄くてよく伸びるので、紙とテープがしっかり密着します。ゆえにテープが途中で剥がれたりすることもないし、絵を書き終えるまでしっかり粘着が保たれる点が良いなと思いました。四方の絵の具の侵食もなかったです。
3Mマスキングテープのここが残念…
これは使えるかも!と思いましたが、うーん…粘着力が強すぎるかもなぁと思うことがありました。
というのも、本画面上でマスキングテープを使ったリフティングをしたのですが、粘着力が強いせいか、3Mを貼って剥がした部分の紙のけばだちが少し気になったんですよね。人によっては気にならないかもしれないのですが、私は気になりました。
なので個人的には声を大にしてお勧めは出来ないかも(^^;)しっかりと固定したい部分だけに、必要最小限でのポイント使いがベターかもしれません。
あともう一点、私は下絵を複写する際に『スーパーチャコペーパー』を使うのですが、その際にこの3Mを使ってみたら、スーパーチャコペーパーにテープがしっかりくっついてしまい、新品のスーパーチャコペーパーがビリビリに破けてしまいました(TT)
薄い紙に使う際も3Mは要注意です(^^;)
まとめ
今回ご紹介したマスキングテープ『3M』。全く使えない、ということもないですが、使い分けは必要だと感じました。
ここだけは絶対に剥がれて欲しくない!剥がれてもらっちゃ困る!のような部分への3Mマスキングテープはおすすめかな。
※念の為に一度試し貼りしてから使ってみてくださいね!
水彩紙でも使えた3Mマスキングテープ。ですが、一番合うなぁと感じた支持体は『キャンバス』でした。(水彩画の記事内で、身も蓋もないけど^^;)私はアクリル画も書くのですが、キャンバスだと強い粘着力が活きてしっかり密着し、かなり使いやすかったです!
水彩といっても表現方法は人それぞれだと思うので、合う方もいるかもしれません。試してみる価値はあると思いました(^^)♪