アルファベットには、それぞれ独自の“形のリズム”があります。
たとえば A の凛とした立ち上がり、S の海のように寄せて返す曲線など、その形の奥には、ひとつの“エネルギー”が流れています。
そして花にも、生きてきた時間と、独自の周波数があるのです。
私はいつからか、
「文字のエネルギーと、花の周波数は重ねられる」
そんな感覚を持つようになりました。
そこから生まれたのが、この “カリグラフィー×花アート” シリーズ。
アルファベットと花が出会い、ひとつの物語として立ち上がってくる瞬間を、
手描きの線と色でそっと形にしています。
現在は H、K、S、K(オリジナル文字)、P の5作品が完成。
今後はもA〜Z まで、すべての文字に花を宿らせていく予定です。
あなたの好きな文字が、どんな花と響き合うのか、ゆっくりと巡るように楽しんでくださいね🌸
目次
カリグラフィー×花アートとは?世界観とコンセプト
文字と花を組み合わせる理由
カリグラフィーの線には、感情や意図がそのまま溶け込んでいます。
伸びやかな上へ向かう線は希望を、
静かに落ちる細いラインは祈りのような響きを、という風に。
そこに花を重ねて、植物が長い時間を生きてきた“物語の層” が作品に加わります。
文字と花、それぞれの存在が互いを照らし、ひとつのアートとして完成していくのです。
表現したい世界観(周波数、物語性)
このシリーズで大切にしているのは、「文字の魂 × 花の魂」 を響かせること。
- 文字の持つ周波数
- 花の持つ色と意味
- 線の流れ
- 余白の余韻
これらを一つずつ調和させ、見た瞬間に “すっと心が整うようなアート” を目指しています。
使用している書体・画材について
基本は カッパープレート体(Copperplate) をベースに、そこへ独自のニュアンスを加えた “私流スタイル”。
画材は、
- 滑らかに伸びるインク
- 鉛筆による柔らかな下書き
- 繊細な発色が出る色鉛筆と水彩紙
を組み合わせて制作しています。
アルファベット×花アート作品一覧(A~Z予定)
H × 彼岸花|揺るがない軸と内側の火
Hの縦線は“中心軸”。
そこに彼岸花の繊細さを加えて、”静けさの中に燃える炎”のようなイメージで制作しました。
K × ピンクコスモス|軽やかさと優しさの風
Kの鋭さとコスモスの軽さが絶妙に調和して、“少女の横顔のような透明感”を持つ作品に。
S × ウモウケイトウ|流れに身を委ねる柔らかさ
しなやかなSの曲線と、柔らかいケイトウ。
変わりゆく季節を“やわらかく受け取りながら進む心”を表現。
K(オリジナル文字) × 金木犀|香りが記憶をほどく黄金のアート
オリジナルのKの文字に、金木犀の光を添えて。
ふっと心がやわらぐ、秋の香りのような一枚です。
P × ディル|風が運んでくる“ひらめき”の花
柔らかく開くPの文字に、繊細に広がるディルを重ねて。
心に風が通り抜けて、新しいアイデアが芽生えるような一枚に。
L × シクラメン|静かな情熱を守る花
Lの端正さと、シクラメンの内向きに咲く様から、外側ではなく“内側を燃やす”イメージで制作した作品。
B × ポインセチア|華やかな祝福の赤が灯るアート
優しいBの曲線に、ポインセチアの情熱をひとしずく。
“新しい光が始まる”エネルギーを宿した一枚です。
花の選び方 | アルファベットに宿るエネルギーとの調和
文字の形(曲線・直線)と花の相性
花の形と文字のリズムが噛み合うと、作品が自然に“呼吸”を始めます。
- 直線が多い文字 → 凛とした花・スッと立つ
- 曲線が多い文字 → 柔らかさ・風のような花
- エレガントな文字 → ひらひら咲く花
- 力強い文字 → 生命力ある花
これらのイメージに私のインスピレーションも掛け合わせています。
色彩の周波数とメッセージ性
色には、それ自体が持つ周波数があります。
- 赤:生命力・情熱
- 白:純度・浄化
- ピンク:調和・女性性
- 紫:深さ・スピリチュアル性 etc…..
アルファベットの性質と花の色を合わせることで、作品が放つエネルギーが確かなものになります。
イニシャルで花を選ぶ楽しみ方
自分や大切な人のイニシャルで花を選ぶと、世界にひとつの物語に✨
例えば…
- 推しのイニシャル
- 家族
- 愛するペット
- 記念の頭文字 etc….
意味づけができて、飾る楽しさが増えます🌸
制作プロセス | 下書きから完成まで
ラフスケッチ
最初にするのは“流れをつかむ”こと。
文字の方向性と花のボリュームを軽く置いていきます。
インク選び

細く・太く・強く・弱く。思い通りの線を一発で書けるよう、入念にウォーミングアップ。そして、紙や作品との相性を見ながら、様々なニブを使い分けて書きます。
線の“温度”を決める大切な工程です。
花の構図の決定

花の角度で作品の性格が変わるため、何度も位置を調整していきます。
本番で意識している”余白”の使い方
余白は“沈黙”ではなく“呼吸”を意識し、文字と花の間に風が通るように仕上げていきます。
今後の制作予定
更新のたびにこのページに追加していくので、
作品が “育っていく” 経過も楽しんでもらえたら嬉しいです✨
関連記事・人気記事まとめ
【カリグラフィー×花アートが華やかな印象に】ペベオ ギルディングキット
【独学で始めたアート制作の裏側】私のクリエイティビティーが開花した、スピリチュアル体験総まとめ記事
まとめ | 文字と花が教えてくれる”物語”を楽しんで
アルファベットには形の意味があり、花には生きてきた時間があります。
その二つが重なった瞬間、ひとつの “物語” が静かに立ち上がるー。
このシリーズは、そんな”小さな奇跡”を集めていく旅の記録でもあります。
あなたの心に触れる一枚がありますように…🌿✨
気になる作品があれば、一覧からゆっくり巡ってみてください。
今後もA〜Zまで順次追加していきます✨











