見ているだけで、ふっと気持ちが軽くなる。
そんな明るさや楽しさを、そのまま光に変えるような気持ちで描いた作品です。
今回モチーフにしたのは、アトランティア・フローレンス。
独特な形と柔らかな存在感を持つこの花を中心に、色と光が自由に広がる世界を描きました。
静かに整えるような作品ではなく、心が弾むようなエネルギーを感じられる一枚を目指しています。
今回の作品

今回描いたのは、フローレンス(アトランティア)をモチーフにした光と植物のアートです。
背景には、ブルーやイエローを中心に、さまざまな色を重ねています。
その上に大小さまざまな円をたっぷり描き、抽象画のような自由な空気感を加えました。
色が規則的に並ぶのではなく、リズムを持ちながらランダムに広がっていくことで、画面全体に“楽しい空気”が流れていくような感覚を大切にしています。
フローレンスの柔らかな花姿も、そんな背景の中で自然に溶け込みながら、作品全体を華やかに彩ってくれました。
このボタニカルアートについて
この作品では、「明るい気持ちになれる空間」をテーマに、色の重なり方や配置を意識しています。
背景に描いたたくさんの円は、泡や光、音のようでもあり、それぞれが自由に浮かびながら画面の中を巡っています。
そこにフローレンスの花が加わることで、抽象的な色の流れに植物の生命感が宿り、ポップで温かな世界観が生まれました。
また、ブルー系をベースにしながらイエローやゴールドを重ねることで、爽やかさを感じられる色彩バランスを目指しました。
この作品のテーマ
今回のテーマは、「喜び」と「笑顔」です。
毎日を過ごしていると、気づかないうちに心が固くなってしまう…なんてことがありますよね。
そんな時、理由はなくても“なんだか楽しい”“ちょっと元気が出る”と感じられる瞬間があるだけで、気持ちが少し軽くなることがあります。
この作品では、難しいメッセージではなく、まずは色そのものの楽しさや、光の柔らかさを感じてもらえたらと思いながら描きました。
見た人の心に、小さな笑顔がふわっと灯るような作品になれたら嬉しいです。
モチーフに込めた意味
フローレンス(アトランティア)は、繊細さと個性的な存在感をあわせ持つ花です。
華やかすぎるわけではないのに、不思議と目を惹く。
そんな独特な魅力がありました。
今回の作品では、その“自由さ”や“軽やかさ”に惹かれました。
形を整えすぎず、自然なリズムを持ちながら咲いている姿は、「自分らしく楽しむこと」の大切さを思い出させてくれるようでした。
周囲と同じでなくても、自分の色で咲いていい。
そんなメッセージも、この花から感じていただけたら嬉しいです。
色彩と背景に込めた光

背景には、ブルー・イエロー・ゴールドなど、さまざまな色を重ねています。
その中でもブルーは空気感を整える役割を持ち、イエローは光や温度を加える存在として使いました。
円のモチーフは、光の粒でもあり、感情の波紋のようでもあります。
丸い形を繰り返し描いていくことで、画面全体に優しいリズムが生まれ、見ている人の気持ちも少しずつほぐれていくような感覚がありました。
この作品の光は、強く照らす光というより、“じんわりと心を温める光”をイメージしています。
寒い日に飲む温かい飲み物のような、安心感のある光。
そんな柔らかいぬくもりを、色彩の中に込めました。
制作中に感じたこと
描いている時間そのものが、とても楽しいものでした。
背景に円を重ねていくたびに、画面の空気がどんどん軽やかになっていき、自分自身の気持ちも自然と明るくなっていく感覚がありました。
まるで「描くことでエネルギーを受け取っている」ようにも感じました。
完成に近づくにつれて、作品全体が笑っているような空気になっていき、自分でも何度も見返したくなる一枚になりました。
この作品が寄り添う人・場面
- 気分を明るく切り替えたい時
- 毎日を軽やかに楽しみたい時
- 元気や前向きなエネルギーが欲しい時
- お部屋に明るい空気を取り入れたい時
- 心をふっとゆるめたい時
そんな瞬間に、この作品の色や光が優しく寄り添えたら嬉しいです。
眺めるたびに少し元気が出る。
そんな存在になれたらと思いながら描きました。
おわりに
色を自由に重ねながら描いていく中で、「楽しい」という感覚の大切さを改めて感じた作品でした。
きれいに整えることよりも、『心が動く』こと。
その感覚を大事にしながら、色と光を伸びやかに広げています。
フローレンスの柔らかな存在感と、たくさんの色が重なる背景。
この作品が、見る人の心に小さな笑顔や明るさを届けられたら嬉しいです。







