三大天使の最後は『ラファエル』です。天使は私の好きなモチーフなのでもう少し描くかもしれませんが、一旦ラファエルでフィニッシュになります。完成したものを見た時、思いのほかカラフルな仕上がりでびっくりでした。(自分で描いたのに!)カラフルなラファエル、よろしければご覧ください^^
ふんだんに詰め込んだアトリビュートたち
たくさんのアトリビュート(象徴)があるラファエル。その中で今回取り入れたものをピックアップしてご紹介していこうと思います。
魚
ラファエルは聖書のトビト記において『魚』を授けることで有名です。そんな『魚』を今回は象形文字風に取り入れてみました。(魚って伝わるかな?)
私が好きな神聖幾何学という形の中にも、魚に例えられている模様があったりします。(ヴェシカ・パイシス)
聖書にしろ、幾何学にしろ、古代から『魚』というものは特別な意味合いを与えられているようで、キリスト教ではよく登場しているモチーフです。(確かに魚って一度にたくさん出産するし、美味しいし、豊かさ感じますよね^^)
旅人装備
ラファエルといえば、真っ先に思いつくのは『癒し』ではないでしょうか?私はラファエル=ヒーラーのイメージしかなかったのですが、実は『旅人の守護』という側面があるのをみなさんご存知でしたか?(私は知らなかったです;;)
『旅』と言えば、私の中では少数民族のイメージ。自然と共に生きることを選んだ気高さと責任と自由さを感じます。
衣装で参考にしたのはインドの民族衣装である『クルタ』。この衣装はサイドのスリットが深く、風をよく通すので、とっても軽やかなんですよ^^実は私もクルタを普段から愛用しています。酷暑にもってこいの洋服です。
番外編
どうしても描きたかった、このピンクの花。名前がなんと『ラファエル』なんですよ〜!天使のラファエルとドンピシャですよね♡
『花びらを踊らせる』ことで『風』も一緒に表現してみました。
とまあ、こんな感じでアトリビュートもりもりのラファエル画。
完成した作品はこちらです↓
あとがき
今回の『ラファエル』は、天使シリーズの中でもっともテンポよく制作できました。構図も色彩も『なんとなく』の積み重ねで仕上がりました。
完成した作品を見たら、思いのほかカラフルになっていてビックリ!普段は色々決めてから取り掛かるスタイルなので、今回のようにある意味行き当たりばったりのようなスタイルは初めてで…。きっとラファエルの軽やかなエネルギーがそうさせたのかも…と思っています^^
モノトーン画にもいつか挑戦したいけど、今の私はやっぱりカラフルに惹かれるようです。あ〜楽しかった!!ラファエル、ありがとう。
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