【まとめ】私がしている水彩画トレース方法2選

トレースの方法って色んなやり方がありますよね。絵の活動歴約3年の中で、どうすれば綺麗にトレースができるのか試行錯誤を繰り返してきました。その中で私的におすすめの、簡単かつキレイに仕上がる2つのトレース方法について、詳しくご紹介していきたいと思います。特に、これから絵を始めたい初心者さん必見です^^

簡単&キレイなトレース方法

トレース台を使う

まずはトレースと言ったら最初に浮かんでくる『トレース台』。強い光を当てて透かすことで、簡単にトレースすることが出来る便利な道具です。

A4など色んなサイズがありますが、私はA3サイズを所持しています。(A3で¥4500くらいでした)おすすめなのはやはりA3などの大きいサイズですね。トレースする上でトレース台が小さくて困ることはあれど、大きくて困ることはないと思います。A3ほどあれば、F4〜F6程度の大きさの紙に対応できるかと。

トレース台の使い方としては①下絵をマスキングテープで固定。②その上に水彩紙を置いて更にマスキングテープで固定。③鉛筆→ペン の順でトレースする、という流れです。

トレース台を使ってトレースする時は、トレース後に木製パネルに水張りをしています。トレース後に水張りをする場合は耐水性のペンを使うのがおすすめ。耐水性のペンでないと、せっかくトレースした下絵が消えたり、トレース線がぼやけて紙が汚れたりということがあるからです。

耐水性のペンで描いた下絵はよく乾かしてから水張りをしてください。(インクが完全に乾いていない状態はNG)そうすれば、たっぷりの水で水張りしても線が滲んだりすることはありません。

また『水張り』も水彩画では重要な工程です。

最初の頃は水彩紙をマスキングテープで留めたものにサラッと水張りをして描いていましたが、それだと描いている途中で紙が波打ってきて描きづらいわで大変でした(^^;)『水張りって難しいの?』と思われるかもしれませんが、実はとっても簡単なんですよ♪

スーパーチャコペーパー

この方法はトレース台に収まりきらないような大きいサイズの水彩紙を使う場合に活用しています。

また、先ほどは『耐水性のペンで下絵を書いた状態で水張りをする』と書きましたが、このスーパーチャコペーパーでは木製パネルに水張りを済ませた状態の紙にトレースできるのがポイントです。

最近では大きな絵を描くようになってきたのもあって、こちらのスーパーチャコペーパーを使ったトレースが主流になっています。別記事に詳細があるのでそちらをご覧ください。

最後に

今回ご紹介した2つのトレース方法はいかがだったでしょうか?

特にスーパーチャコペーパーは、水で濡らした筆でサッと撫でるだけでキレイに線が消えるのでおすすめです^^トレース台では出来なかった『大きな絵を描くこと』にも挑戦できるようになって、表現の幅が広がりました。トレース台・スーパーチャコペーパー共に、興味を持たれた方は試してみてくださいね!

※ちなみに、私が使っているトレース台はこちらになります。

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今乃かおり
WFPBで人生が好転した、自炊大好き水彩画家。『アート』×『実体験に基づいた心身が生まれ変わる食事』の情報を発信中 | 調理師免許所持 | グリーンスムージーオフィシャルインストラクター | アート作品の最新情報&ブログ主の生態はインスタグラムをcheck | 詳しいプロフィールはこちら | お問い合わせはこちらまで