【コピック | ミリペン】下絵に重宝する3色を徹底比較!

今回紹介するコピック・マルチライナー3色の実物画像

今回は下絵の線描きに重宝する、コピックのミリペン『コピックマルチライナー』のカラーについて語っていきたいと思います。他の人の使い方を知りたい!という方や、初コピックで購入の際の判断材料にしたい、という方のお役に立てれば嬉しいです(^^)

①コピックのミリペン・マルチライナーの特徴

  • 耐水・耐アルコールの顔料インクを使用
  • 線幅の種類が豊富(0.03~1.0mm。カラーによっては線幅が全種類ないものもアリ)
  • カラーは10色展開(ブラック・ブラウン・ウォームグレー・セピア・クールグレー・コバルト・ワイン・オリーブ・ラベンダー・ピンク)

私は主に水彩画で描いていますが、水をたっぷり使う水彩画では、乾くと耐水・耐アルコールになるミリペンはとってもおすすめ!細部を描く時に使うこともありますが、主に今回の記事のテーマでもある『下絵を描く時』に使うことが多いです。ミリペンで下絵を描いた状態のものを水張りしても全くにじまないことに、初めの頃は感動していました。

各線幅の比較。ブラックはこれが全幅です。

また、このコピックマルチライナーは線幅も細かく刻まれていて、細かい調整ができるのも◎。(私がよく使うのは『0.05』『0.1』)太すぎず細すぎずの0.1は、仕上げに少し描き足したい際にも大活躍してくれます。(欲を言えば、もう少しミリを刻んでくれるとなお有り難い)

②下絵に使いやすい3色はコレ!

王道の『ブラック』

ブラックはやはり王道&万能色。何にでも合う黒は、線幅を揃えて持っておきたい色の一つです。

このコピックマルチライナーは黒が一番線幅の種類が豊富。一番細い0.03は超繊細な線を描きたい時に。ただ、ペン先もかなり小さく繊細なので荒目の紙だと引っかかってしまい、線がかすれて途切れ途切れになるので、荒目紙にはお勧めしません。(まあ当たり前か^^;)

やはりミリペンは滑らかな極細目の紙がベストだと思うのですが、にじみが生きる細目紙を使いたい時もある私。その辺はどっちを取るか毎回迷いどころです。

0.03はもちろんですが、ミリペンはどれも繊細なので取扱い注意。筆圧強めの私は結構気を使って使っています。笑

明るめの『ブラウン』

続いてはブラウン。(この画像であんまり伝わらなかったらごめんなさい!実際はもう少し明るいです。)

このブラウン、最初は濃いめのダークブラウンかな?と思っていたのですが、実際は結構明るめのブラウンでした。『ちょっと明るめの栗色』みたいなイメージです。赤みを感じる茶色なので、肌馴染みがバツグン。特に全体を赤系の色味にする際は重宝します。

『黒だと強ぎてちょっと…』という方におすすめしたいカラーです。

シャープペンで描いてるかのような『ウォームグレー』

※これまた光の関係で、画像が少し暗めになってしまいましたm(__)m
どちらも画像より、もう少し明るく柔らかな色合いになります。

同じグレーの比較までに、二つを並べてみました。左はウォームグレー、右はクールグレーです。クールグレーは青みが強い印象です。私は色の好みもあり、正直あまり使っていませんが…。

そしてもう一つのウォームグレー。コピックマルチライナーの中で私のイチオシはこの『ウォームグレー』になります(^^)黒って万能色だけど、強く濃い色なので絵がパキッとしてしまうのが気になっていました。ブラウンは合うようで合わないことも結構あるカラーだし…。

でもこのウォームグレーは、その中間に位置するような絶妙な色なのです!赤みを帯びたグレーなので、絵を優しく柔らかな印象にしてくれます。まるでシャープペンで描いた風なんです!そして赤みがあるので肌色との馴染みも◎。よく乾かしてから線の上を色鉛筆なんかでなぞっても、色鉛筆の色がしっかり発色しますよ。実はこれがめっちゃ嬉しい^^(私はフェイスラインを描く際、赤系の色鉛筆を使うこともあるので)

ブラック

ブラウン

ウォームグレー

線の部位ごとに色を使い分けても◎

あとは着色する部分の色に合わせて、下絵のペン色を変えるという使い方も◎。下絵線から細かく色分けすることで色味により親和性が出るので、私はよくやる方法です。(難点は一度決めた色の変更が出来ないところ;)

今回は『下絵の線』にフォーカスしてブラック・ブラウン・ウォームグレーをご紹介しましたが、他の色も素敵な色味です。自分の絵のスタイルに合わせて、色々試してみてくださいね♪

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今乃かおり
WFPB(ホールフード・プラントベース)で人生が激変した、自炊大好き水彩画家。『アート』×『実体験に基づいた心身が生まれ変わる食事』の情報を発信中 | 調理師免許所持 | グリーンスムージーオフィシャルインストラクター | アート作品の最新情報&ブログ主の生態はインスタグラムが最速 | 詳しいプロフィールはこちら | お問い合わせはこちらまで