私がこのブログ内でたびたびご紹介しているWFPB。このWFPBを知ってるよーという方もいるかもしれませんが、改めてWFPBについて簡単に説明したいと思います。
WFPBとはwhole food plant baseの頭文字をとって使われている食事法のことを指し、意味は植物性食品を丸ごとの状態で食べるというような意味合いです。
日本人に馴染み深いお米を例に挙げますと、お米なら玄米といった感じです。精製されている白米はホールフードにはカウントされません。他にはパンやパスタなら全粒粉のもの、野菜なら皮ごと食べるというような感じになります。
私がこのWFPBと出会ったのは厳密に言えば子供の頃でした。家族で通う歯医者さんにこのWFPB関連の書籍があって存在は知っていたのですが、本格的に実践し始めたのは2017年頃から。ヴィーガンとベジタリアンを経て現在またWFPBを実践しています。
ヴィーガンやベジタリアンを経験して思うのは、やっぱりこのWFPBは目に見えて効果がありました。まず真っ先に体感があったのは食後のだるさがないということです。お腹いっぱい食べてもだるさがなく、食後の仕事にも支障がありません。従来の一般的な食べ方で満腹まで食べていた時のだるさと比較すると、WFPBは不思議と胃が軽いという感覚さえあります。あとは女性に多い便秘。これも真っ先に改善し、今は便秘とは無縁状態に!私はこれ以外にも様々な不調が整う体験をしました。
この食事法はお腹いっぱい食べてもスリムを保てます。それがほんとすごいなと実感しています。なぜなら、このWFPBは解毒できる食べ方だからです。
その解毒の鍵を握るのが『消化』なのですが、消化は体の中で一番エネルギーを使うのをご存知でしょうか?解毒できる食べ方とは、消化にかかる膨大なエネルギーを最小限にし、体の修復に充てるための食べ方と言い換えてもいいのかもしれません。
私はこの食事法を人生に取り入れてから、自分の人生が(自分の道を生きるという意味で)今までとは違うフェーズに入ったと確信ています。自分を生きている心地がしないモヤモヤがずっとありましたが、それが大きく変化したのです。
だからたくさんの方に知ってほしい。とにかく試してみてほしい。現在のライフスタイルのどこかに一部分でも取り入れてみてほしい。体感するには自分自身で実践するしかないからです。食を整えて、自分が本当に心躍ることに挑戦する人生を歩んでほしい。私は食を変えるまでずっと受動的に生きてきましたが、能動的になれた今の方がずっと楽しいと感じています。
食は体を作ります。体は心(思考)を作ります。思考は行動に現れ、それは人生の変化に繋がるのです。
食を整えることがいかに人生に影響を及ぼすのか、食を通して身をもって体験しました。
WFPBやナチュラルハイジーンの詳しい内容や実践方法は以下ご紹介する書籍にびっしり書いてあるので、ここでは割愛させていただきます。それではご紹介へ移りたいと思います。
WFPB関連オススメ書籍4つ
①50代からの超健康革命
こちらはナチュラルハイジーンという食事法の本になりますが、ナチュラルハイジーンは自然とWFPBになっているので、この本を紹介させていただきました。かくいう私はこのナチュラルハイジーンの食べ合わせの方法を普段から取り入れています。なので、今回ご紹介している本の中で一番読んでいる本になります。
なぜこのナチュラルハイジーン(WFPB)が良いのか、そして基本の食べ方とレシピ、Q&Aなど盛りだくさんの内容です。特にレシピは日本人に合わせてあるので、かなり取り入れやすいかと。(この本の著者さんが日本人の方で、ナチュラルハイジーンの日本の第一人者の方です。)
タイトルは『50代からの〜』なんてありますが、年齢問わず必見の一冊です。この本や次にご紹介する本もそうですが、出版されてからだいぶ時間が経っているのにも関わらず、今の現代人にこそ必要な情報だと思っています。
②フィット・フォー・ライフ
こちらは『世界の名著・ベスト25』に選定されるほど海外では有名な一冊です。だいぶ昔に出版されたものですが、まだまだ現役で役立つ内容です。(私も今現在も愛読しています。)こちらはより詳しく解毒について説明されているので、詳しく知りたい方におすすめ。こちらにも豊富にレシピが載っていますし、どんな食材を食べたらいいのかの一覧も載っています。この本は私がWFPBを実践していた最初の頃によく読んでいました。
③チャイナ・スタディー 最新改訂増補版
こちらは栄養学の権威であるキャンベル博士による、40年以上にわたる研究の結果を記した一冊です。今まで紹介してきた書籍がそうでないわけではないのですが、長年の研究データという部分で、より納得できる内容かと思います。結構専門的です。私は専門的な知識はありませんが、そんな初心者でもちゃんと理解できるよう、分かりやすく書かれているのでご安心を。なぜWFPBが良いのか、より専門的に理解したい方におすすめです。
④血管をよみがえらせる食事
こちらは主に心臓や脳に関する内容なのですが、しっかりWFPBに基づいています。
自ら長年治療にあたってきていて、自身もプラントベース歴20年以上のエセルスティン博士による改善食についての内容になっています。こちらも色々なレシピが載っていますが、ちょっと海外寄りのレシピでした。
専門的な書籍と思われるかもしれませんが、どんな病も結局は同じところから来ているんだな…とこの本を読んでいてふと感じた、私に気づきを与えてくれた一冊です。なお、こちらも結構専門的な内容になっています。私は学術的な部分は飛ばして読んでいますが、大事なポイントはしっかりわかりやすく書いてあるので心配無用です(^^)
さいごに
どの書籍も栄養学の権威の方々によって書かれているものなので、安心して読めるものばかりです。栄養学は海外の方がずっと進んでいますから…。
かくいう私も100%完璧に毎食WFPBなのかと言われると、答えはNO。たまに気を抜具ことももちろんありますよ(^^)でも何でもそうですが、“実践し続けるぞ!”という強い覚悟が土台には必要だと思います。
紹介させていただいた書籍を読めばわかりますが、今までの当たり前の食べ方しか知らなかった方にとっては驚くような内容かもしれません。でもそれは私も同じ。それでも実践したからこそ得た結果がありました。この食事法を学べば学ぶほど『世の中の常識って何だったのだろう?』と疑問を感じずにはいられません。食を通して世の中の仕組みというものが見えたような気がします。
合う・合わないはもちろんあるかと思います。でも試す価値は大いにあると思い、今回ご紹介させていただいた次第です。私的には逆境にも負けず、自らの信念のために人生を賭ける著者の方々の情熱と覚悟には頭が上がりません。自分の信じた道を生きるって、本当に大変ですから…。
とまあ、こんな感じで4冊ご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?実は他にも関連書籍はたくさんあるので、興味を持たれた方はそちらの方も読まれると、より理解が深まるかと思います。
自分が夢中になること、情熱を注ぎたいと思えること、そういったものに挑戦すること。それはいわば『自分を生きる』ことだと思います。私が食改善によって自分を生きはじめられたように、この食情報が同じような悩みを抱える方の一助になれば嬉しいです。私がこのブログを始めた最大の理由も、このことを伝えたかったからでした。
※最後に。実践に関してですが、実践はすべて自己責任でお願いいたします。私も自己責任の元で実践しています。ちょっと冷たい言い方かもしれませんが、大切なことなのでご理解いただけたら幸いです。
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