ふわりと舞う光の中に、静かに咲くバラ。
華やかさを持ちながらも、どこか柔らかく、優しい空気をまとった作品になりました。
今回の作品では、「可憐さ」をテーマに、シンプルな構成の中で、花そのものの美しさと余白の心地よさを大切にしています。
今回の作品

今回描いたのは、赤いバラをモチーフにした光と植物のアートです。
背景には、淡く柔らかなピンクを使用し、その中に小さな光の粒を舞うように散りばめています。
作品全体は余白を多めに取りながら、シンプルな構成に仕上げました。
余白があることで、バラの存在感や光の繊細な動きがより際立ち、静かな華やかさを感じられる空間になっています。
可愛らしさを持ちながらも、甘くなりすぎない柔らかな雰囲気を意識しながら描きました。
このボタニカルアートについて
この作品では、“引き算の美しさ”を大切にしています。
たくさんの要素を重ねるのではなく、必要な色や光だけを丁寧に残しながら、空気感そのものを描くような感覚で制作しました。
背景のピンクは、優しさやぬくもりを感じられる色合いにし、そこへ舞うような光を加えることで、画面全体に軽やかなリズムを生み出しています。
また、バラの華やかさが強く見えすぎないよう、全体の空気感を柔らかく整えながら、可憐で親しみやすい世界観を目指しました。
この作品のテーマ
今回のテーマは、「可憐さ」です。
可憐さというと、小さく繊細なイメージを持つことがありますが、この作品で表現したかったのは、“柔らかさの中にある美しさ”でした。
強く主張しなくても、自然と人の心に残る存在。
そんな静かな魅力を、このバラから感じています。(ちなみにこのバラは庭に咲いているものをモチーフにしてみました^^)
可愛らしさや華やかさだけではなく、ふとした瞬間に心を和らげてくれるような優しい存在感。
この作品には、そんな穏やかな光を込めています。
モチーフに込めた意味
バラは、華やかさや美しさの象徴として愛され続けている花です。
けれど今回の作品では、豪華な美しさよりも、“優しい可愛らしさ”に惹かれました。
柔らかなピンクの空間の中で見るバラは、どこか穏やかで、そっと微笑むような雰囲気を持っています。
凛とした美しさを持ちながらも、近寄りがたい存在ではなく、心に自然と馴染んでいく。
そんな柔らかな魅力を、この作品では大切にしています。
色彩と背景に込めた光

背景に使ったピンクには、安心感や優しさ、あたたかな空気感を込めています。
そこへ加えた小さな光の粒は、花びらの周りを舞う光や、春の空気のような軽やかさをイメージしています。
光は強く差し込むものではなく、ふわりと漂いながら空間を包み込むような存在です。
また、余白を広く取ることで、色や光が呼吸できるような静かな空間を意識しました。
シンプルだからこそ、一つひとつの光や色が柔らかく響き合い、作品全体に穏やかな可憐さが広がっています。
制作中に感じたこと
描いている時間は、とても静かで穏やかな感覚に包まれていました。
背景をシンプルに整えながら、少しずつ光の粒を重ねていくたびに、作品の空気がふわっと軽くなっていくような感覚がありました。
私は総柄大好き人間なので(笑)、余白を残すことには少し勇気も必要でしたが、描き込みすぎないことで、逆にバラそのものの魅力が自然と浮かび上がってきた気がします。
完成した時には、“静かな可愛いらしさ”という言葉が似合うような作品になったと感じています。
この作品が寄り添う人・場面
- 優しい気持ちになりたい時
- お部屋に柔らかな空気感を取り入れたい時
- 心をゆっくり休ませたい時
- 可愛らしいものに癒されたい時
- 日常の中に小さな華やかさが欲しい時
そんな瞬間に、この作品の光がそっと寄り添えたら嬉しいです。
眺めるたびに、心がふわっとやわらぐような存在になれたらと思っています。
おわりに
柔らかなピンクの中に咲く、柔らかな優しいバラ。
シンプルな構成だからこそ、花の存在感や、舞うような光の美しさが静かに広がる作品になりました。
余白の中に流れる空気や、小さな光の動き。
そんな繊細な感覚を通して、この作品が見る人の心に優しい可憐さを届けられたら嬉しいです。








