今回の記事では、呉竹の顔彩耽美というシリーズ(全4つ)を実際に使ってみた感想をレビューしていきたいと思います。鮮やか〜渋め〜キラキラまで、いろんなパターンのカラーを選んでみました。結論から言うと、水彩画にも使いやすい色味ばかりでした!
目次
今回レビューするのはこちらの4つ
①顔彩耽美 36色セット
圧巻の36色がセットのこちらから。まず目に入るのはこのズラーっと綺麗に収まっている姿。めっちゃ興奮しますよね〜!(私だけ?)
この顔彩耽美は鮮やかで濃い発色が特徴です。顔料が多く含まれているので水彩絵の具よりも濃く、透明感はありません。私が作品を描く際、この顔彩のマット感を使うところがあるのですが『それは背景を塗る時』。しっかり濃く発色するので、水彩よりも重ね塗りの頻度が少なく済みます。
それに濃い色味の背景と淡い色味の人物とのコントラストに差が生まれることで人物がより際立つので、その点もお気に入りの部分かな?
どの色も使い勝手が良く重宝するのですが、私がこの中で特に使うのが『美藍』と『藍』。顔彩耽美は濃く重厚感もあるので、広い面の着色も綺麗仕上がります。私は宇宙がテーマの作品が多いという理由から、このカラーを愛用しています。
②顔彩耽美 四季ニュアンスカラーセット
続いてはこちらのカラーセット。ニュアンスカラーというだけあって、中間色のような絶妙な色合いが特徴。
夏の空感が美しい『瑠璃色』『勿忘草』、鮮やかでパッと目をひく『萌黄』、あとはそのまま肌色にも使える『鳥の子色』『薄橙』もおすすめ!特に薄橙の方が赤みがあるので、より肌色に使いやすいかと思います^^
③顔彩耽美 スターリーカラーズ
こちらはゴールドオンリーのカラーラインナップ。金と一口に言っても、実にさまざまな金色があるのが分かります。こうして並べてみると、はっきりと違いが分かりますよね!
とてもキラキラしているので、作品にゴージャス感をプラスしてくれます。どれも使いやすいゴールドばかりですが、この中なら黄金色が比較的強めに発色するので目立ちやすい印象でした。
隠蔽力が高いので、アクリル絵の具のように使う事もできます。水彩絵の具と同じように扱えるので、私的にホーム感があります(笑)ゴールドはよく使用する色の一つですが、アクリル絵の具より使う頻度が多いかも。重ね塗りをすれば、アクリルのようなマット感も出るのでおすすめです!
④顔彩耽美 オパールカラーズ
最後はオパールカラーです。こちらは白い紙に塗ると色がほとんどわかりませんが、角度を傾けることによって色が変化するタイプのものです。
一番わかりやすいのは黒い紙や暗い色味の上に塗る際。ダークな雰囲気の作品にこれを加えると、存在感強くかなり目立ちます。キラキラが好きな方はぜひ^^
※なお、今回レビューしたシリーズは全てAPマーク(安心安全と認定された)の画材です。
さいごに
顔彩耽美は、鮮やかさ・深みのある渋さ・ラメやゴールドのようなキラキラと、絶妙なカラーラインナップとテクスチャーが豊富な印象です。ほんと万能!
今回レビューした以外にも、顔彩耽美には様々なラインナップがあります。調べてみたところ、知らぬ間に新しく登場したものもあって興味津々!!また色々購入して試してみたいと思います^^
顔彩耽美36色
四季ニュアンスカラー12色
スターリーカラーズ
オパールカラーズ
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