みんながよく知るアーモンド、カシューナッツ、クルミetc….。ナッツって、どれも美味しいですよね^^
そんなナッツですが、生ナッツや種実類はよく『浸水させましょう』と言われるのをご存知でしょうか?
なぜ浸水させる必要があるのか、それにはちゃんとした理由があるんです。今日はその理由と、各ナッツの浸水時間の目安もお伝えしていこうと思います。
生のナッツや種子類に下準備が必要なワケ
なぜ生のナッツや種実類には”浸水”という下準備が必要なのでしょうか?
結論から言うと、生ナッツや種実類には酵素抑制因子と呼ばれる物質が含まれているからです。
この酵素抑制因子とは体内の酵素の働きを邪魔してしまう物質です。これを取り除かないで食べてしまうと、消化に負担がかかったり、栄養の吸収が悪くなったりしてしまいます。
ですがご安心を^^
この酵素抑制因子は浸水(または発芽させる)させる事で取り除くことができます。浸水させるだけなので、作業自体はとっても簡単です。
実はこの酵素抑制因子は煎る(加熱する)ことでも取り除けます。ですがなるべく加熱以外の方法の方が、ナッツのピュアな栄養を丸ごと摂れるので、ここでは浸水をおすすめします。
この浸水させた生ナッツ、私はよく『ナッツミルク』にすることが多いです。これならボトルに入れて持ち運びもできるので便利^^
このナッツミルクにフルーツを加えて『フルーツミルク』にするのがお気に入り。シンプルなのに濃厚で、めちゃくちゃ美味しいんですよ…!
生ナッツの浸水時間の目安
浸水時間の目安は以下の通りになります。
- カシューナッツとクルミ・・・1〜2時間
- ペカンナッツ・・・4〜6時間
- アーモンド・・・8〜12時間
- チアシード・・・4〜12時間
- ひまわりの種、かぼちゃの種・・・4時間
浸水時間に関しては実は意見が様々で、『絶対に○時間でないとダメ』という決まりはないのが実情です。
私の場合はこの目安時間通りの時もあれば長めに浸水する時もあったり、時間がない時は早めに切り上げたりと様々です。過度に神経質になる必要はないので、ご自身のライフスタイルに合わせて行ってみてくださいね^^
生ナッツや種実類は炒るよりも『浸水』させることで、さらにヘルシーに!
生ナッツや種実類を浸水する理由は、おわかりいただけましたでしょうか?
酵素抑制因子を取り除くことは面倒かも知れませんが、カンタンな工程ですので歯磨きのように習慣化してしまいましょう♪それに、浸水していないものと浸水したものを摂取した時の体への反応の違いも体感で分かるようになっていきます。
私もいつでも生ナッツしか食べないというわけではありません。炒ったナッツも美味しいし♪先ほども書きましたが、特に生ナッツが美味しく摂れる方法はスムージーやミルクだと思っています。レシピもリンクしておいたので、お試しいただけたら嬉しいな♡