グルテンフリーという言葉が叫ばれて久しいですが、実践するとどんな体感があるのか試したくて、3ヶ月間に渡りグルテンフリー生活を行ってみることに。
結論から言うと、嬉しい変化ばかりで驚きの連続!『やって良かった〜!』と心底思いました。私が具体的に実践したことを以下まとめてみたので、グルテンフリーに興味のある方の何かしらの参考になれば嬉しいです。
目次
あの有名なテニスプレーヤーもグルテンフリーを実践していた!
若い頃から様々な偉業を成し遂げてきた、世界的に有名なプロテニスプレーヤーのジョコビッチという選手がいます。彼はグルテンフリー生活を長きにわたり実践していて、グルテンフリーによって試合のパフォーマンスの質がかなり向上したと本の中で語られていました。
この本は私が最初にグルテンフリーに興味を持ったきっかけになった本です。この本から始まって、グルテンについて更に情報を集める中で『これは実際に自分で試さないとわからない!』となり、実践してみようと決意した、という経緯です。
私のグルテンフリー生活の具体例
ここからは私の実践のお話をしていきたいと思います。
とにかく思いつく限りの方法で『小麦を避ける』生活を3ヶ月間続けようと決めて、実践してみました。
例えば・・・・・
●精製・未精製含めた小麦粉製品は食べない。(ただし、醤油などの調味料に使われている小麦は良しとしました)
●お米・米粉・米粉の麺(フォーやパッタイなど)、さつまいもやジャガイモなどの野菜を主食として積極的に摂る
●外食はなるべくしない(外食だと原材料の詳細が把握できないから)
●甘いものが欲しい時は、手作りお菓子やグルテンフリー製品のものを取り寄せる
とまあ、こんな感じです。特に外食は要注意。意外なところにたくさん小麦が使われているケースがありますし、何より原材料の詳細が把握が出来ないので、外食はしない方が無難かなと思います。自炊の方が安いし、好きなものが食べられるしね!(あ、でもヴィーガンやマクロビのお店なら安心か…)
私はゆるいベジタリアンということもあり、食品の一部を避けるという生活には慣れていましたが、小麦は『植物性食品』。グルテンフリー生活を実践するまでは、それなりに小麦は食べていました。
そんな中実践してみて思ったのは、小麦を避ける事は思いのほか大変だったということ。美味しいものはなんでも『小麦』。世の中の大半の商品に小麦は使われているんですよね〜^^;改めて『小麦』は、現代の食に深く根を張っているんだなぁと感じました。
それでも根気強く続けていくうちに、驚くような効果を体感することとなったのです…。
グルテンフリー生活で、体にこんな嬉しい効果が!
①食後の眠気やだるさが軽減された
主食をお米やお米製品にしたら、食後は当たり前のように来ていた『眠気やだるさ』がかなり軽くなっていたことに気付きました。小麦粉の時との体感がまるで違います!
眠くなることは当たり前だと思っていたので、これは驚きましたね〜!!お米は古来から日本人が食べてきた主食。やっぱり日本人にはお米が合うのかも知れないと思います。
あと小麦を食べていた時にあった、食後のお腹の張りもなくなっていました。ピタっとなくなったので驚きです…!
②体重の著しい増加がなくなった
これもビックリ!お米って少し食べ過ぎても、小麦のようにガン!と体重が跳ね上がらないんです。(※もちろんあまりに食べ過ぎれば、お米でもなんでも体重は増加しますが…)
小麦は食べると翌朝すぐ体重に反映される(グーンと増える)のですが、お米はそれがほぼありませんでした。ほんの少し増えることはあっても、小麦の時のような急上昇はなかったです。
小麦に含まれる成分が腸を荒らす(炎症を引き起こす)とも言われているので、摂らないようになったことで炎症が減った→体重の大幅な増加が見られなくなった?と、個人的には感じました。
③便通がすこぶる良好になる
ゆるベジ生活をするようになって便通はかなり改善していたのですが、グルテンフリーを実践してみたら、更にブーストがかかりました(笑)目が覚めると同時にトイレへGOで朝からスッキリ!これも目に見える効果で嬉しかったです。
④メンタル面でのアップダウンが減った
これは腸が荒れなくなったおかげでメンタルにも良い影響が出たのだと思います。(腸と脳は密接に関係しているので)
メンタルのアップダウンが減ったのはとても嬉しい効果でした(^^)♡アップダウンがあるのは自分の性格と思っていたので、これは実は食べ物による影響も大きかったんだ!とわかって勉強になりました。
グルテンフリーで”しっかりとした体感”を得るには?
グルテンを避けるに限らず、何かを避けることで大きな体感を得るには、一定期間でいいので、その間はその食材を完全に断つ必要があると感じています。だって曖昧に食べていては、本当は何が原因だったのか結局わからないから。
以前こんなことがありました。
私は何年も前に、興味本位でアメリカの会社の本格的な遅延型アレルギー検査をしたことがあります。(ウン万円するやつ)
その検査ではなんと、驚いたことに『卵』にとても強い反応が出たんです。アレルギー検査するまでは普通に食べていた卵。まさか自分が卵にアレルギー反応があるなんて、微塵も思っていなかったので大ショックでした。
すぐには信じられませんでしたがしばらくして私は決意し、試しに半年ほど『卵を食べない生活』を送ってみることにしました。だって、曲がりなりにもアレルギー反応が出ていたわけです。今までのようにバクバク食べるのはちょっと怖かったから。
そしてある時、久々の外食でお蕎麦屋さんに入り、天ぷらそばを食べました。しばらく経つと、なぜか目も開けられない程の強烈な眠気に襲われたのです。
後から『あ、そうだ!もしかして天ぷら粉に卵が使われていたかも!』と気付き、帰り際お店の方に卵を使っていたか一応聞いてみると、案の定『入っている』とのこと。(卵を摂らない生活が長かったせいで『天ぷらに卵を使う』こと、忘れていたんですよね〜^^;)
この後も懲りずに『実験』として、時々卵が入っているものを食べてみました。数回繰り返してみたんですが、結果はやはりいつも同じ。食後に強烈な眠気が来るのです。(卵を食べない時はこの強烈な眠気は来ないので、多分卵だと思います。でもこれはあくまで私個人の体感ですので…)
この体験で『体はとても優秀なので、常に食べたり飲んだりしていると反応しなくなるのでは?』という結論に至りました。私の感覚では『反応がないから大丈夫』というよりも『反応が出ないよう頑張って適応しているだけ』というニュアンスです。
当たり前に常食していると気付かないけれど、『一度完全にやめてみる』という”インパクト”を体に与えることで、実は体が発している”本当の声”がわかるのかも知れない…と思った出来事でした。
+
小麦を使った食べ物の代名詞『パスタ』。グルテンフリー生活を実践中でもパスタが食べたかった私。そんな時このパスタのおかげで、ストレスなく美味しくグルテンフリー生活を実践することができました。すごく美味しくて、今ではパスタはこれオンリーです^^パスタが大好きな方必見です♪
まとめ
グルテンフリー生活を実践した私ですが、実は、今はゆるくなっています。(たまーーに食べる程度だけど)そんなたまに食べる状態でも、小麦と米の体感の違いが明確にわかります。
なので、どうしてもグルテンフリー生活が難しいという場合でも、意識して減らしてみることは、やる価値は大いにあると思います!(でもやっぱり一度完全に断った時の体感は凄かったので、やれる方はぜひトライしてみてほしい…!)
小麦をどうしても食べたい時は、できる範囲で良いのでオーガニックのものや全粒粉のものをおすすめします。
理由としては、未精製と精製されたものでは、やはりオーガニックや未精製(全粒粉)の方が体へのダメージが少ない感覚があるので。(外皮にはミネラルがいっぱい^^)
グルテンフリー生活、今はゆるくなった私ですが、また戻るかもしれない。それくらい魅力的な体感でした。私のように3ヶ月でも、あるいは1週間でも、トライすればきっと何かしらの違いは感じるはず。
この目の醒めるような感覚を、ぜひ味わってみてほしいです^^
どれもこれも嬉しい効果ばかりで、本当に驚きの連続でした!!!でも裏を返せば、当たり前に食べている小麦(グルテン)はこんなにも心身に影響を及ぼすものなんだということを、身をもって体感できました。